映画「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」、「おくりびと」などの数々の名曲を生み出した作曲家・久石譲が、“クラシック音楽”と向き合った!ミニマル・ミュージックをベースに数々の作品を生み出す作曲家・久石譲が、09年、クラシックの指揮者デビューを果たしました。このアルバム・シリーズは、久石譲がクラシック指揮者として演奏したオーケストラのコンサートをライヴ録音し、会場の感動をそのままに、アルバム化したものです。 「学生当時は、クラシック音楽には見向きもせず、前衛音楽ばかりに夢中になっていた」という久石が、いつしか意識し始めたクラシック音楽の偉大さ。 映画音楽やCM曲、ポップスから現代曲の作品まで、幅広いジャンルの楽曲を独自の世界で作りつづける久石だからこそ感じたクラシックの素晴らしさを、作曲家独自の解釈で指揮者として表現することによって多くの人と共有したい。そんな熱い想いが詰め込まれています。 古典作品クラシックに久石譲が、新しい生命を吹き込み、現在いまの時代に久石譲版・クラシック音楽として甦らせます! クラシック作品でありながら、新しい! その新たな視点で捉えたアプローチは、聴く者を久石ワールドに連れ込むことでしょう。そして、作曲家だからこそわかる偉人達の作品の凄さを、≪クラシック愛好家≫にはもちろんのこと、かつて久石自身がそうであったように≪クラシック初心者≫にもわかりやすく、豊富な経験と知識をもとに新鮮な感覚をもって、存分に魅力を届けてくれるコンセプチュアルなアルバムです。 現代音楽の作曲家・久石譲ならではの視点で、クラシック音楽に挑んだ選りすぐりのクラシック名曲集。 久石譲指揮、ライヴ盤。(ユニバーサルIMS)「作曲家として、この曲を分析しながら感じていたことを話そうと思います。ただし、非常に個人的かもしれませんが、それが僕の「音楽」です。」久石譲【ブラームス/交響曲第1番】ブラームスはまさに地上の音楽である。例え天地創造を謳ったとしても、この北ドイツのハンブルクで生まれた天才の音楽には、悩み苦しみ希望に向かって生きていく、地に足をつけた人間の姿がそこにある。だからこそ人はその音楽に共感し感動するのではないだろうか。【モーツァルト/交響曲第40番】曲の美しさと完成度は人類が到達できる最高峰のものであることは間違いない。しかし、この名曲は同時に当時では考えられない調性の実験をしている。……展開部では刺激的な転調を重ねながら対位法的な声部の交差で劇的なクライマックスへと上り詰める。これは全てを超越したまさに天上の音楽である。-2010年2月16日 Bunkamuraオーチャードホール 久石譲プレトークより抜粋-【収録情報】・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550 東京フィルハーモニー交響楽団 久石譲(指揮)
●ブラームス:(1)交響曲第1番●モーツァルト:(2)交響曲第40番
映画「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」、「おくりびと」などの数々の名曲を生み出した作曲家・久石譲が、“クラシック音楽”と向き合った!
トラックリストミニマル・ミュージックをベースに数々の作品を生み出す作曲家・久石譲が、09年、クラシックの指揮者デビューを果たしました。このアルバム・シリーズは、久石譲がクラシック指揮者として演奏したオーケストラのコンサートをライヴ録音し、会場の感動をそのままに、アルバム化したものです。
「学生当時は、クラシック音楽には見向きもせず、前衛音楽ばかりに夢中になっていた」という久石が、いつしか意識し始めたクラシック音楽の偉大さ。
映画音楽やCM曲、ポップスから現代曲の作品まで、幅広いジャンルの楽曲を独自の世界で作りつづける久石だからこそ感じたクラシックの素晴らしさを、作曲家独自の解釈で指揮者として表現することによって多くの人と共有したい。そんな熱い想いが詰め込まれています。
古典作品クラシックに久石譲が、新しい生命を吹き込み、現在いまの時代に久石譲版・クラシック音楽として甦らせます!
クラシック作品でありながら、新しい! その新たな視点で捉えたアプローチは、聴く者を久石ワールドに連れ込むことでしょう。そして、作曲家だからこそわかる偉人達の作品の凄さを、≪クラシック愛好家≫にはもちろんのこと、かつて久石自身がそうであったように≪クラシック初心者≫にもわかりやすく、豊富な経験と知識をもとに新鮮な感覚をもって、存分に魅力を届けてくれるコンセプチュアルなアルバムです。
現代音楽の作曲家・久石譲ならではの視点で、クラシック音楽に挑んだ選りすぐりのクラシック名曲集。 久石譲指揮、ライヴ盤。(ユニバーサルIMS)
「作曲家として、この曲を分析しながら感じていたことを話そうと思います。ただし、非常に個人的かもしれませんが、それが僕の「音楽」です。」久石譲
【ブラームス/交響曲第1番】
ブラームスはまさに地上の音楽である。例え天地創造を謳ったとしても、この北ドイツのハンブルクで生まれた天才の音楽には、悩み苦しみ希望に向かって生きていく、地に足をつけた人間の姿がそこにある。だからこそ人はその音楽に共感し感動するのではないだろうか。
【モーツァルト/交響曲第40番】
曲の美しさと完成度は人類が到達できる最高峰のものであることは間違いない。しかし、この名曲は同時に当時では考えられない調性の実験をしている。……展開部では刺激的な転調を重ねながら対位法的な声部の交差で劇的なクライマックスへと上り詰める。これは全てを超越したまさに天上の音楽である。
-2010年2月16日 Bunkamuraオーチャードホール 久石譲プレトークより抜粋-
【収録情報】
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
東京フィルハーモニー交響楽団
久石譲(指揮)
●ブラームス:(1)交響曲第1番●モーツァルト:(2)交響曲第40番