昨年の『サウンドトラック傑作選50』に続き、今年も35作品のタイトルがDSDリマスタリングで再発リリース決定!第2弾全18タイトル発売日:2015年12月16日『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』で知られるジャック・ドゥミ監督の長編映画『都会のひと部屋』のサントラ盤が、初の国内盤DSDリマスタリングで登場。ミシェル・コロンビエによる、哀愁を帯びた悲劇の音楽が胸を打つ。葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント元CDの特徴1982年の録音、今回のセレクションの中では珍しく80年代の作品、ジャック・ドゥミ監督お得意のミュージカル映画。ミシェル・コロンビエのキャリアの中では中期にあたる頃か、クラシカルな曲の中にフュージョン・アレンジが随所に顔を出す。80年代の録音なので当然デジタル・マルチ録音のはず、録音&ミックスは悪くはなく分離も良いが、この時代のデジタル録音の特徴でもある線の細さが気になる。高域も伸びているようで、伸びていない。たまに歌が遠くなるのは、狙ってやっているのか不明。70年代前半が主な他の作品と違い、明らかにデジタル・リヴァーブと思われる響きがある。ボーナス・トラックのピアノ・ソロ(組曲)のサウンドが良くないのは残念。 今回の DSD マスタリングの聴き所他の作品と同様、質感はThermionic Culture Vulture、高域の調整はMillennia NSEQ-2とMaag EQ4 のAir Bandにて調整。他の作品よりもだいぶ新しいが、各プラグインやMSコンプ・バス・コンプの設定はほぼ同じ感じ。レコーディングされたサウンドが他の作品よりは新しく聴こえるはずなので、その辺りを意識してそれぞれ調整している。おそらくデジタル録音なので、その特徴である線の細さを補正し、70年代のアナログ録音ものに負けない質感に。クラシカルな曲はフュージョン・アレンジの曲よりも若干音圧を下げ、アルバム全体の流れを自然にしている。ボーナス・トラックのピアノ・ソロ曲は音量・音圧共にグッと下げ、本編より目立たなく、またピアノ・ソロ本来の音圧に。
ディスク11. タイトル・クレジット2. 最初のストライキ3. ギルボーと男爵夫人4. エディットと母5. 恋するヴィオレット6. 工事現場のカフェ7. ダンビエルとギルボー8. ヴィオレットと母9. 占い師10. エドモンとエディット11. 帽子12. 逢瀬13. ホテルの部屋14. エドモンの訪問ディスク21. 都会のひと部屋2. ヴィオレットとダンビエル3. 男爵夫人の家4. エディットの愛5. 夜明けのカフェ6. 虎穴7. 別れ8. エドモンの死9. エディットの話10. 人形14. ペルティエール夫人と娘15. 二度目のストライキ16. 恋人たちの死17. 都会のひと部屋 ピアノのための組曲
昨年の『サウンドトラック傑作選50』に続き、今年も35作品のタイトルがDSDリマスタリングで再発リリース決定!第2弾全18タイトル発売日:2015年12月16日
トラックリスト『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』で知られるジャック・ドゥミ監督の長編映画『都会のひと部屋』のサントラ盤が、初の国内盤DSDリマスタリングで登場。ミシェル・コロンビエによる、哀愁を帯びた悲劇の音楽が胸を打つ。
葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント
元CDの特徴
1982年の録音、今回のセレクションの中では珍しく80年代の作品、ジャック・ドゥミ監督お得意のミュージカル映画。
ミシェル・コロンビエのキャリアの中では中期にあたる頃か、クラシカルな曲の中にフュージョン・アレンジが随所に顔を出す。
80年代の録音なので当然デジタル・マルチ録音のはず、録音&ミックスは悪くはなく分離も良いが、この時代のデジタル録音の特徴でもある線の細さが気になる。高域も伸びているようで、伸びていない。たまに歌が遠くなるのは、狙ってやっているのか不明。
70年代前半が主な他の作品と違い、明らかにデジタル・リヴァーブと思われる響きがある。
ボーナス・トラックのピアノ・ソロ(組曲)のサウンドが良くないのは残念。
今回の DSD マスタリングの聴き所
他の作品と同様、質感はThermionic Culture Vulture、高域の調整はMillennia NSEQ-2とMaag EQ4 のAir Bandにて調整。他の作品よりもだいぶ新しいが、各プラグインやMSコンプ・バス・コンプの設定はほぼ同じ感じ。レコーディングされたサウンドが他の作品よりは新しく聴こえるはずなので、その辺りを意識してそれぞれ調整している。
おそらくデジタル録音なので、その特徴である線の細さを補正し、70年代のアナログ録音ものに負けない質感に。
クラシカルな曲はフュージョン・アレンジの曲よりも若干音圧を下げ、アルバム全体の流れを自然にしている。
ボーナス・トラックのピアノ・ソロ曲は音量・音圧共にグッと下げ、本編より目立たなく、またピアノ・ソロ本来の音圧に。
ディスク1
1. タイトル・クレジット
2. 最初のストライキ
3. ギルボーと男爵夫人
4. エディットと母
5. 恋するヴィオレット
6. 工事現場のカフェ
7. ダンビエルとギルボー
8. ヴィオレットと母
9. 占い師
10. エドモンとエディット
11. 帽子
12. 逢瀬
13. ホテルの部屋
14. エドモンの訪問
ディスク2
1. 都会のひと部屋
2. ヴィオレットとダンビエル
3. 男爵夫人の家
4. エディットの愛
5. 夜明けのカフェ
6. 虎穴
7. 別れ
8. エドモンの死
9. エディットの話
10. 人形
14. ペルティエール夫人と娘
15. 二度目のストライキ
16. 恋人たちの死
17. 都会のひと部屋 ピアノのための組曲