日本書紀や古事記の記述を元に詩人・北原白秋が作詞し、八章にわたるカンタータとしてまとめ上げた、信時潔作曲の大作「海道東征」。万葉の調べの如く格調高い白秋による詞と信時の音楽との融合による日本的な芸術美が醸成する真のロマンティシズムこそが、この作品の“輝き”の正体であろう。本作は、「弦楽四部合奏」と白秋最後の作品に作曲した合唱曲「帰去来」等を併せて収録した信時の作品集。山田和樹率いる横浜シンフォニエッタと熊本の音楽家や合唱団とのコラボが聴き物。2014年熊本にてライヴ収録。
日本書紀や古事記の記述を元に詩人・北原白秋が作詞し、八章にわたるカンタータとしてまとめ上げた、信時潔作曲の大作「海道東征」。万葉の調べの如く格調高い白秋による詞と信時の音楽との融合による日本的な芸術美が醸成する真のロマンティシズムこそが、この作品の“輝き”の正体であろう。本作は、「弦楽四部合奏」と白秋最後の作品に作曲した合唱曲「帰去来」等を併せて収録した信時の作品集。山田和樹率いる横浜シンフォニエッタと熊本の音楽家や合唱団とのコラボが聴き物。2014年熊本にてライヴ収録。