オリジナル・サウンドトラックに加え、別バージョン、フィルム・バージョンも収録した、全68曲収録のエクスパンデッド盤!音楽はトレヴァー・ジョーンズとランディ・エデルマンの2人!2枚組プロモ盤。CDプレス盤。
----------------------------------------------------------------------------------[[カスタマーズ・レビュー]]メイン・タイトルは、短い導入部からいきなり、サビへもっていく!いきなり、劇的に感動的に盛り上がる。なんという楽曲の作り方だろう。映画音楽は、聴いている者を1分で感動せれるのがその使命だが、この音楽の作り方は聴いている者を数秒で感動させ、映画へ引き込んでいく。 こんな映画音楽の作り方はいままであっただろうか?これは、後にも先にも「ラスト・オブ・モヒカン」だけだろう。 映画の内容は、新世界と言われ始めたアメリカ大陸で、イギリスとフランスが戦ったフレンチ・インディアン戦争が舞台。それにまきこまれていく原住民の部族の悲劇を描いている。トレバー・ジョーンズ、ランディ・エデルマンが作曲した音楽は、自然への敬意とその血なまぐさい部族間の対立をイギリスとフランスの戦いを見事にフル・オーケストラで再現している。 ディスク1の37曲目“I WiII Find You”がラストの戦いに演奏されるときは、感動的だ! また、映画の随所であのメイン・タイトルの音楽が流れ、映画を観ている者の心を振り動かす。「ラスト・オブ・モヒカン」の音楽作りは、実に見事というしかない。インディアン音楽のイメージと18世紀西洋音楽イメージを合体させ、現代的に描いている。このトレバー・ジョーンズ、ランディ・エデルマンが共同で作曲した音楽は、1992年のゴールデングローブ賞にノミネートされたという。サントラを全部聴けば、ノミネートされたのは納得できる。 余談になるが、ランディ・エデルマンの最初の作品「ダラスの熱い日」も傑作だった。ケネディ暗殺を暗殺者側から映画だったが当時、ケネディを失ったアメリカの悲しみと、虚しいさを表現した音楽だった。長年、映画音楽にたずさわっていた経験が、この傑作を書く原動力になったのだと思う。 トレバー・ジョーンズは、2年後の「クリフハンガー」で「ラスト・オブ・モヒカン」を下敷きにしたような、自然への賛歌とドラマのスリリングさを合わせた傑作の音楽を作曲した。そういう意味でも、「ラスト・オブ・モヒカン」はトレバー・ジョーンズにとっても重要な作品だろう。 また、このサントラの演奏の指揮は、ランディ・エデルマンがやっており、見事なオーケストラの統率力をみせる。録音された音楽の音質は、音に奥行きがあり見事な録音になっている。ハイエンド・オーディオで聴いても、鑑賞できるCDだ。 サントラは、2枚組で。ディスク1にフィルム・スコア、ディスク2に1で入らなかったフィルム・スコアがはいっている。そのあと、ディスク2にはボーナストラックとアルバム・スコアが入っている。「ラスト・オブ・モヒカン」のサントラも名盤として残るだろう。By ボーマン
オリジナル・サウンドトラックに加え、別バージョン、フィルム・バージョンも収録した、全68曲収録のエクスパンデッド盤!音楽はトレヴァー・ジョーンズとランディ・エデルマンの2人!2枚組プロモ盤。CDプレス盤。
トラックリスト----------------------------------------------------------------------------------
[[カスタマーズ・レビュー]]
メイン・タイトルは、短い導入部からいきなり、サビへもっていく!いきなり、劇的に感動的に盛り上がる。なんという楽曲の作り方だろう。映画音楽は、聴いている者を1分で感動せれるのがその使命だが、この音楽の作り方は聴いている者を数秒で感動させ、映画へ引き込んでいく。
こんな映画音楽の作り方はいままであっただろうか?これは、後にも先にも「ラスト・オブ・モヒカン」だけだろう。
映画の内容は、新世界と言われ始めたアメリカ大陸で、イギリスとフランスが戦ったフレンチ・インディアン戦争が舞台。それにまきこまれていく原住民の部族の悲劇を描いている。
トレバー・ジョーンズ、ランディ・エデルマンが作曲した音楽は、自然への敬意とその血なまぐさい部族間の対立をイギリスとフランスの戦いを見事にフル・オーケストラで再現している。
ディスク1の37曲目“I WiII Find You”がラストの戦いに演奏されるときは、感動的だ! また、映画の随所であのメイン・タイトルの音楽が流れ、映画を観ている者の心を振り動かす。
「ラスト・オブ・モヒカン」の音楽作りは、実に見事というしかない。インディアン音楽のイメージと18世紀西洋音楽イメージを合体させ、現代的に描いている。
このトレバー・ジョーンズ、ランディ・エデルマンが共同で作曲した音楽は、1992年のゴールデングローブ賞にノミネートされたという。サントラを全部聴けば、ノミネートされたのは納得できる。
余談になるが、ランディ・エデルマンの最初の作品「ダラスの熱い日」も傑作だった。ケネディ暗殺を暗殺者側から映画だったが当時、ケネディを失ったアメリカの悲しみと、虚しいさを表現した音楽だった。長年、映画音楽にたずさわっていた経験が、この傑作を書く原動力になったのだと思う。
トレバー・ジョーンズは、2年後の「クリフハンガー」で「ラスト・オブ・モヒカン」を下敷きにしたような、自然への賛歌とドラマのスリリングさを合わせた傑作の音楽を作曲した。そういう意味でも、「ラスト・オブ・モヒカン」はトレバー・ジョーンズにとっても重要な作品だろう。
また、このサントラの演奏の指揮は、ランディ・エデルマンがやっており、見事なオーケストラの統率力をみせる。録音された音楽の音質は、音に奥行きがあり見事な録音になっている。ハイエンド・オーディオで聴いても、鑑賞できるCDだ。
サントラは、2枚組で。ディスク1にフィルム・スコア、ディスク2に1で入らなかったフィルム・スコアがはいっている。そのあと、ディスク2にはボーナストラックとアルバム・スコアが入っている。「ラスト・オブ・モヒカン」のサントラも名盤として残るだろう。
By ボーマン