チャーリー・チャップリン: モダン・タイムス
Charlie Chaplin: MODERN TIMES

世界中の誰もが、チャップリン[1889-1977]が「偉大なる喜劇王」であったことを知っています。また彼が素晴らしい作曲家であったことも知っています。そんなチャップリンの最高傑作のひとつ『モダン・タイムス』の音楽を改めて味わってみませんか？
　この映画はご存知のように、資本主義社会と機械文明を痛烈に風刺した作品で、音楽は別に演奏される「サイレント映画」です。彼自身がメロディを書きましたが、オーケストラ編曲版は友人であるデイヴィッド・ラクシンに委ねました。ラクシンもこの編曲の成功が足がかりとなり、以降多くの映画音楽を手がけ「映画音楽の祖父」として讃えられています。いかなるときでも「チャップリンらしさ」を失わないこの音楽。じっくり耳を傾けてください。

　ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
　ティモシー・ブロック（指揮）

　録音時期：2006-2007年
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

1. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Opening - Assembly Line
2. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Lunchtime - Charlie’s Breakdown - Worker’s Rally
3. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - The Gamin - Jail
4. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Tragedy at the Demonstration - Out of Jail, Out of Job - C
5. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - The Night Watchmen - Skating - Intruders
6. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - The Next Morning - Shack of Paradise - Race to Factory Gat
7. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Mechanic’s Assistant - Lunch Break - On Strike - Gamin’s D
8. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Reunion - Charlie the Waiter
9. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Titina
10. 映画音楽「モダン・タイムス」(E. パウエル、D. ラクシンによる管弦楽編) - Finale