「音で味わう日本の美」弦楽オーケストラの豊かな響きへ作曲家が託した思いとは・・・。 テレビ、新聞、雑誌。数多くの媒体で大特集されている生誕100年の作曲家 伊福部昭(いふくべ・あきら)。映画「ゴジラ」や黒澤映画に音楽をつけた日本が世界に誇る巨匠です。 伊福部昭生誕100年記念として開催された「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち~オーケストラ・トリプティーク第3回演奏会」のライヴが早くもCD化されます。指揮は、広上淳一門下の逸材として期待される水戸博之。国内最高レベルの響きを知られる浜離宮朝日ホールで、気鋭の若手演奏家が奏でる日本の美を御堪能ください。 オーケストラ・トリプティークは、日本の作曲家の優れた作品の復活と発展を願って結成されました。日本の洋楽を100年の単位で捉え、歴史を踏まえ、新しき歩みをと考えています。 CDに収録された演奏会は「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち」と銘打った2014年のライヴ録音です。2014年は、作曲家 伊福部昭の生誕100年と映画「ゴジラ」公開60年が重なり、ハリウッド版ゴジラの公開など、日本だけでなく世界中が伊福部昭に熱狂しました。 「オーケストラ・トリプティーク」も、生誕100年コンサートに関わり、2月、7月、11月と参加しました。ほかとは少し違った伊福部昭生誕100年記念として、創作と教育の両面で歴史を築いた作曲家の、自作と、弟子たちの作品によって祝おうというのが今回のコンセプトです。それによって、いずれも映画・純音楽の両面で「巨匠」の名に足る作曲家が揃い踏みしました。芥川也寸志による映画音楽《鬼畜》、黛敏郎17歳の幻の作品《セレナード・ファンタスティック》、松村禎三の晩年の傑作《朝の歌》 、三木稔の箏曲を協奏的に仕上げた《譚詩集》、卆寿を迎えた眞鍋理一郎の《追憶》と、委嘱初演として伊福部門下ではないですが、第1回の演奏会からトリプティークに作品を提供してくださっている水野修孝による新作《ヴィオラ協奏曲》の上演まで。ひとりの作曲家から拡がる奥深い日本の音楽をどうぞ御堪能ください。http://youtu.be/a7m7o5gPwk4 発売日:2015.1.1
1-4 伊福部昭 Akira IFUKUBE(1914-2006) 絃楽オーケストラのための日本組曲(1998) 第1曲 盆踊 Allegro energico 4:27 第2曲 七夕 Lento tranquillo 3:36 第3曲 演伶 Quasi burlesco 4:27 第4曲 佞武多 Marciale pesante 7:03 5-6 三木稔 Minoru MIKI(1930-2011) 箏譚詩集~箏と弦楽合奏のための~ 第二集《春》より〈芽生え〉(1976) 3:48 第三集《夏》より 白い風の下で(1983)4:31 新箏ソロ:藤川いずみ 7-8 黛敏郎 Toshiro MAYUZUMI(1929-1997) フルート、ピアノ、弦楽のためのセレナード・ファンタスティック(1946/東京初演) 第1楽章 序奏とロマンス 9:36 第2楽章 間奏曲とダンス(未完)2:07 フルートソロ:向井理絵 9 松村禎三 Teizo MATSUMURA(1929-2007) ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌(2001/2002) 10:06 ピアノソロ:海瀬京子 10 眞鍋理一郎 Riichiro MANABE(1924-) 追憶(2012)1:53 11-13 水野修孝 Shuko MIZUNO(1934-) ヴィオラ協奏曲(2014年3月完成・委嘱初演) 第1楽章 2:53 第2楽章 2:45 第3楽章 7:44 ヴィオラソロ:伊藤美香 14-15 芥川也寸志 Yasushi AKUTAGAWA(1925-1989) 映画音楽「鬼畜」より(1978/2014編曲:清道洋一) ストリート・オルガン 2:21 終曲 3:55 【演奏】 水戸博之指揮、オーケストラ・トリプティークhttp://3s-ca.jimdo.com/ 藤川いずみ(新箏:5) 海瀬京子(ピアノ:7,8,15) 向井理絵(フルート:7,8,15) 伊藤美香(ヴィオラ:11-13) 冨岡春絵(グロッケンシュピール:15) 三宅政弘(コンサートマスター) 【録音】 2014年9月13日浜離宮朝日ホールにてライヴ録音 西耕一(企画・構成)
「音で味わう日本の美」弦楽オーケストラの豊かな響きへ作曲家が託した思いとは・・・。
トラックリストテレビ、新聞、雑誌。数多くの媒体で大特集されている生誕100年の作曲家 伊福部昭(いふくべ・あきら)。映画「ゴジラ」や黒澤映画に音楽をつけた日本が世界に誇る巨匠です。
伊福部昭生誕100年記念として開催された「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち~オーケストラ・トリプティーク第3回演奏会」のライヴが早くもCD化されます。指揮は、広上淳一門下の逸材として期待される水戸博之。国内最高レベルの響きを知られる浜離宮朝日ホールで、気鋭の若手演奏家が奏でる日本の美を御堪能ください。
オーケストラ・トリプティークは、日本の作曲家の優れた作品の復活と発展を願って結成されました。日本の洋楽を100年の単位で捉え、歴史を踏まえ、新しき歩みをと考えています。
CDに収録された演奏会は「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち」と銘打った2014年のライヴ録音です。2014年は、作曲家 伊福部昭の生誕100年と映画「ゴジラ」公開60年が重なり、ハリウッド版ゴジラの公開など、日本だけでなく世界中が伊福部昭に熱狂しました。
「オーケストラ・トリプティーク」も、生誕100年コンサートに関わり、2月、7月、11月と参加しました。ほかとは少し違った伊福部昭生誕100年記念として、創作と教育の両面で歴史を築いた作曲家の、自作と、弟子たちの作品によって祝おうというのが今回のコンセプトです。それによって、いずれも映画・純音楽の両面で「巨匠」の名に足る作曲家が揃い踏みしました。芥川也寸志による映画音楽《鬼畜》、黛敏郎17歳の幻の作品《セレナード・ファンタスティック》、松村禎三の晩年の傑作《朝の歌》 、三木稔の箏曲を協奏的に仕上げた《譚詩集》、卆寿を迎えた眞鍋理一郎の《追憶》と、委嘱初演として伊福部門下ではないですが、第1回の演奏会からトリプティークに作品を提供してくださっている水野修孝による新作《ヴィオラ協奏曲》の上演まで。ひとりの作曲家から拡がる奥深い日本の音楽をどうぞ御堪能ください。
http://youtu.be/a7m7o5gPwk4 発売日:2015.1.1
1-4 伊福部昭 Akira IFUKUBE(1914-2006)
絃楽オーケストラのための日本組曲(1998)
第1曲 盆踊 Allegro energico 4:27
第2曲 七夕 Lento tranquillo 3:36
第3曲 演伶 Quasi burlesco 4:27
第4曲 佞武多 Marciale pesante 7:03
5-6 三木稔 Minoru MIKI(1930-2011)
箏譚詩集~箏と弦楽合奏のための~
第二集《春》より〈芽生え〉(1976) 3:48
第三集《夏》より 白い風の下で(1983)4:31
新箏ソロ:藤川いずみ
7-8 黛敏郎 Toshiro MAYUZUMI(1929-1997)
フルート、ピアノ、弦楽のためのセレナード・ファンタスティック(1946/東京初演)
第1楽章 序奏とロマンス 9:36
第2楽章 間奏曲とダンス(未完)2:07
フルートソロ:向井理絵
9 松村禎三 Teizo MATSUMURA(1929-2007)
ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌(2001/2002) 10:06
ピアノソロ:海瀬京子
10 眞鍋理一郎 Riichiro MANABE(1924-)
追憶(2012)1:53
11-13 水野修孝 Shuko MIZUNO(1934-)
ヴィオラ協奏曲(2014年3月完成・委嘱初演)
第1楽章 2:53
第2楽章 2:45
第3楽章 7:44
ヴィオラソロ:伊藤美香
14-15 芥川也寸志 Yasushi AKUTAGAWA(1925-1989)
映画音楽「鬼畜」より(1978/2014編曲:清道洋一)
ストリート・オルガン 2:21
終曲 3:55
【演奏】
水戸博之指揮、オーケストラ・トリプティーク
http://3s-ca.jimdo.com/
藤川いずみ(新箏:5)
海瀬京子(ピアノ:7,8,15)
向井理絵(フルート:7,8,15)
伊藤美香(ヴィオラ:11-13)
冨岡春絵(グロッケンシュピール:15)
三宅政弘(コンサートマスター)
【録音】
2014年9月13日浜離宮朝日ホールにてライヴ録音
西耕一(企画・構成)